順天堂大学の誘致について

順天堂大学の誘致について、一部地域で「市長の反対で順天堂が来ない」といった事実無根の間違った情報が流され、この問題を争点にして事前活動が行われています。このような事態は選挙の公正さを著しく損なうことであり、看過することはできません。

順天堂の誘致に対するわらび市長の基本姿勢は、佐倉が順天堂と歴史的にゆかりの深い地であり、大学の進出によって、まちの活性化に寄与するものとして歓迎する旨、市議会等で度々答弁しており、始終一貫しています。

順天堂から要請された都市計画の変更については、現在の用途地域を近隣商業地域に変更すること、及び駅に隣接する大学施設等の街区について、容積率を300%に変更するために、佐倉市ユーカリが丘駅北土地区画整理組合設立準備会(仮称)と協議を進めています。

財政支援にあたっては、平成28年度の事業採択を目指し、国に対し要望するための準備を進めています。具体的な申請手続きとしては、平成27年7月ころに概算要望し、10月ころに本要望を行うことになります。

(4月14日 追記)
順天堂から、佐倉市の財政支援額を平成27年2月末までに提示するよう要請が出されていますが、佐倉市としては、先ず事業計画の詳細等、支援額を検討するに足る資料の提出を順天堂に要請し、合わせて関係する多くの市民の理解を得ながら交渉を進める意向を示しています。